Diary

想いを馳せる

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無事、織姫神社での「七夕奉納・足利物語〜七つの願い〜」イベントを終えました。
1日目はまさかのスコールの様な夕立ちに見舞われ一回目は雨の中続行、2回目は中止。
2日目は何とかお天気がもち、無事2回やる事が出来ました。
雨の中でも満席のお客様、帰る事なく最後までご覧頂き、全イベントを通して本当に沢山の方々に観に来て頂き心から感謝申し上げます。

前半のお芝居では「笛吹き坂」という足利の小俣に伝わる神話を…。

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『菊枝は幼き頃から琴を嗜み、毎日の様に弾いていると、どこからか聴こえてくる笛の音色(信光)に恋をするのです。
笛の主に逢いたくなった菊枝は、ひと目だけでも会いたいという一心で家を抜け出し、明月院に通じる坂まで来ると坂の中ほどにある松の木にもたれて笛を吹く美しい少年と出会った。
それから菊枝と信光は毎晩その坂で逢瀬を重ねた。

しかし、二人の恋の噂が明月院と姫の両親の耳に入ってしまう。
この時代、豪族の姫君と修行僧が恋するとはもってのほか。ふたりは強引に引き離されてしまった。
信光が毎夜いくら笛を美しく吹こうとも二度と菊枝は姿を現すことはなかった。
姫が心配でならなかった信光は食事も喉を通らず、重病にかかり、ついには息絶えてしまった。
信光に逢う事を禁じられていた姫の耳にその悲報が入る。
泣き崩れる姫の耳にはあの愛しい信光の笛の音がずっといつまでも聞こえていたという。
その後、ふたりが毎夜逢瀬を重ねた坂を「笛吹坂」と呼ぶようになり、この悲恋が語り継がれた。 』

というおはなし…。
なんて美しくも哀しいストーリーでしょう。
まるでロミオとジュリエットの日本もの版かの様な…とはいえきっとこの2人は天国で織姫と彦星となって又巡り合うことでしょう‼︎

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という訳で、後半は織姫となってステージをやりました。織姫神社にちなんだ沢山の縁結びの歌、織姫と彦星が一年に一度だけ結ばれるという歌詞。美しく切ないメロディーラインを天才的なノブちゃんが作って下さいました。私も、一年に一度この歌を唄い織姫となり想いを馳せるのです。

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気がつくと、終わって一週間が経過しておりました。心地よい疲労と全て終えた達成感とで中々日常が戻って来ない今日この頃…。

やはり体力を存分に鍛えるべく、運動を取り入れていかねば‼︎
はい、前回お話ししたバレエの体験レッスンをついに二件予約致しました(汗)
I’m fired‼︎

追伸: ホームページのgalleryが新しく更新されましたのでそちらも是非ご覧ください。

YUMIKO.

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