今日はとっても素直な気持ちで、Diaryに向かえそうです。
…と言いますのも、数日前に家の掃除をしていたら、普段あまり頻繁に開けることの無いベッドの上の棚に収納しているアルバムや宝塚時代の写真や想い出のグッズなどの奥から、一冊の本を見つけ出したのです。
まだ宝塚を目指す前、ファンとして憧れを抱いていた10代の頃に購入した一冊の本。
天海祐希さん著者の「笑顔の引力」。
まだ天海さんが月組現役のときに出版された詩集なのですが、受験生のときに確かに私が本屋さんで購入したもの。時を経て再び手にするなんて、お掃除などそっちのけで夢中になって読み入ってしまいました。
なんだろう…この気持ち。んんっ、上手く説明できない、説明なんて出来ない!
言葉の奥の哀しみや切なさ、喜びや迷いそんな心模様はとても繊細で、とても優しくて、とても強くてたおやかで。(きっと天海祐希さんという方はこの様なお方なのではないかと勝手に想像したりして…)
まるで、自分の中に渦巻くさまざまな感情たちを丸ごと肯定してもいいんじゃないかと思えるような気持ちになって、もやもやしていたことがすっと晴れ渡りました。道が見えたような気がします。
ただただ、自分の心に素直になれた。
なんだか、嬉しくて。
…そんな日。
2018.09.14 saeizumi