皆さまこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?今日は、お肌のことについて書こうと思います。
長くなってしまいそうで危険…笑!なので、ご興味のない方には苦痛かもしれません。どうぞご了承くださいませ。
私は今まで生きてきた中で、ニキビや肌荒れなどほとんど大きな悩みなくここまできまして知識や常識など正しい情報を知ることなく人並みにお化粧をしクレンジングに洗顔などのスキンケアとたまにエステにお世話になるくらいで、ほとんど皮膚科などに通うこともありませんでした。
ところが今年の4月頃からポツポツと赤い発疹が出来るので取り敢えず近所の皮膚科へ行き、これを抑える為のロコイドという塗り薬とセレスタミンという飲み薬3日分を出して貰って飲むとその瞬間はすっかり良くなり、落ち着くのですが、少し経つとまたポツポツと…
赤みがでる。
病院でお薬を貰う。
治る。
赤みが出る。
この繰り返しで、あまり意識していないうちにロコイドを塗る量も、ステロイドを服用する量も増えていきました。
そして、安易な考えで自分自身のスキンケアが足りていないのだと思いスチーマーでの保湿や顔パックなど、やり過ぎケアを続けていたのですが赤みは増すばかりで…どんどん酷くなっていきました。
そしてとうとう、皮膚科巡りをするはめに。あっちでもこっちでもお薬をだされ、あらゆる薬をのんでも効かなくなって唯一の救いは「ステロイド」でした。
お仕事など、大事な日の前にはステロイドをのんで、でも辞めたらまた出て皮膚科へ行く。
こんなことを2ヶ月ほど繰り返していくうちにいよいよちゃんと知りたい!と思ってとても信頼できる皮膚科へ5軒目に漸く辿り着きました。
そこで初めて知らされた診断が【酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)】いわゆる、ステロイド病という病気にかかっていたのです。
この病気はあまり知られてもいないらしく、皮膚科の先生でも気付く先生とかは少ないとかで、症例もまだ少なくただの肌荒れとお薬を出すパターンはとても多いそうなのですが、本来は長く飲んでは良くないステロイドを飲み続けたことによって、酒さ→酒さ様皮膚炎になってしまったのです。
ステロイドこそが唯一の赤みがひくお薬だったのに、このステロイドによって皮膚炎が悪化していたとは驚きでした。
ここの先生から言われた事は、最低でも3〜4ヶ月治るには時間が掛かること。
そして治療法は先ずステロイドをやめること!抗生剤のビブラマイシンとコタロー黄連解毒湯エキスカプセルこれを先ずは一ヶ月飲んで様子を見ましょう!という事でした。
ステロイドこそが唯一の命綱だったのにどーしたらいいのかまったくチンプンカンプンで不安しかありませんでした。
そして、案の定脱ステをして5日目あたりから顔中真っ赤、何を塗ってもヒリヒリするし、痛いし痒いしでやっぱりステロイドを服用しなければと飲んでは病院へ。
なかなかここを抜け出す事が出来ないのです。
そして転機となったのが酒さ様皮膚炎専門のサロンを開業されている方の情報でした。
私自身、どーやって脱ステロイドをするかとても悩んでいたので今この情報が溢れる中で
正しい知識を知る方とお会いしてお話しを聞きたいと思いお伺いしました。
その方との出逢いは、これから先きっと私自身が美容という事を考えていく上で大きく価値観が変わるキッカケになりました。
先ず、一番はやはり脱ステロイド・脱薬・脱スキンケアです。
治療が必要な肌 – 正常な肌 を分けて考えたときに治療が必要な肌には何もしない!ということ。
(私はその当時、過度なスキンケアを続けていました。治療が必要=保湿・お薬・とプラスする事ばかり考えてしまうのです)
でも、怪我をしているところに水分を与え続け刺激を掛け続けていても良い訳はない!と考えを改めて少しづつ私自身も、肌断食を始めていきました。
お化粧も洗顔もクリームも全てやめる!!
言葉では簡単ですが、実際はこれ本当に難しいのです。
お仕事でお化粧が必要な日もありますしクレンジングやお化粧水やクリームなど美容のケアをしない!だなんて辛過ぎるし実際いきなりは出来ませんでした。
お化粧の必要な日には、赤ちゃんでも使えるワセリン(Sun White)を塗ってからお化粧をし、でもクレンジングは避けたり、少しずつやる事をマイナスしていく!ことをやりました。
そうすると、みるみるうちに赤みは引いてきたものの今度は皮剥けが始まってもぅそれはそれは「コレ肌⁇」っていう潤いのないビニールの様な肌で何より辛いのが痒み。
ここは山場でしたが、決して酷くなっている訳ではなく、これこそ治癒力で身体が治そう
ともがいてくれている期間だと知って、ひたすら耐えていきました。
危機感もあったので、兎に角早く治したいとう気持ちと学べば学ぶほど自分のカラダと向き合う事の大切さを知り、食事・飲み物(朝のスムージーと1日1.5リットル以上のお水)・代謝・腸内環境・睡眠。自分の出来る範囲で改善しました。
最早、この為の夏を過ごしたと言っても過言では無いかもしれない…。
頑張った甲斐もあり1ヶ月半たった頃にはすっかり良くなりまだ完全ではないもののお薬やプラスのケアは無くちゃんと治るであろう方向へ向かっています。
皮剥けも終えて、見た目は普通になっています。
私は、この病気の中では診断名を知るのも早かったのと、そこまで酷くなることなく長引く事もなく治す事が出来たのかな⁈と感じているのですが、それは治す道筋の最善の方法に出逢えたからかなと思っています。
一時は本当に心底落ち込み、今思えばそこまで落ち込む必要は無かったかなと思っちゃいますが、やはり女性ですから、肌は綺麗でいたいと思うのが、普通ですよね。ずっとこのままだったらどうしよう、と焦りメンタルがやられて外に出るのも億劫でした。(ひたすらお肌の勉強。笑!)
でも、今は皮膚炎になる前より肌だけではなくカラダが健康的になっている事に自分自身喜んでいます。
今はまだ第2ステップと言って治療途中ではありますが、今続けている肌に良いこと(食事と代謝とスキンケア)はこれからもずっと続けていこうと思います。
皮膚炎をはじめ敏感肌、乾燥肌には必ず原因がある。
やり過ぎていないか、間違った判断をしていないか。
そしてやはり健康なくしては美容なんてないのだなと痛感致しました。
目指せ、健康肌!!!!
2019.09.21 和泉紗江