Diary

しまなみ交流館コンサートin尾道

12月21日に、尾道しまなみ交流会にて『和泉紗江ふるさとクリスマスコンサートin尾道』ミニコンサートを無事に終えました。

またしてもあいにくの雨、にも関わらずご来場くださった皆様本当にありがとうございました。

今回は、尾道のおんがくの町づくりという月に一回開催されるイベントで、先日の JOHN &Cafe ライブの準備に尾道に帰郷している際にこのイベント出演の依頼をいただきました。

どなたでも気軽に聴きに来られるコンサート♫…とはいえ5日前に自分自身のLiveを終えたばかりで私を存じて足を運んで下さる方はこちらにいらして下さっているし、尾道出身とはいえ私に?音楽に?興味をもって下さるお客様がちゃんと当日集まってくださるのだろうか。。。

準備を進めていく中その様な不安もありましたが、なんと!!今回イベント始まって以来、史上最多のお客様が集まって下さったそうで本当に大盛況でした。

始まる10分前には120席準備していたお席が満席となり、そこから急遽増席をしてありったけの椅子を並べて200人を超えるお客様が集まって下さったそうで、最初にステージに出た際には只々ビックリ仰天!!まさかの事態に涙が出てきそうな想いでいっぱいになりました。

とは言え、折角来て下さった方の中には立ちっぱなしだったり窮屈な思いをしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

行き届かない部分も有ったかと思いますが、最後まで皆さん温かい笑顔で受け止めて下さり心から感謝いたします。

 

そして本番。

一時間という短い時間。“音楽の町づくり”というコンセプトを基に、この時間をどう使うかは、私にまかされました。

この与えられた空間を、自分がこれまで培ってきた経験の中から、ゼロから生み出して行く構成づくりには頭がウニになるほど悩み日々悶々としていました。やはりそこは自分のLiveとは違うところかもしれない。

とはいえ一人ではなく心強い‘てんこさん’もついていますから、Liveとはひと味ちがった内容で、詩の朗読(by てんこ)もお聴きいただきました。

客席からは詩と歌の世界に涙を流して聴いてくださった方もいて、お客様と私たちが皆それぞれの心の中でその世界感を想像しながらこの場所で皆が同じ瞬間を共有している。

そんな繋がりを感じることが出来ました。言葉の持つチカラ、歌のチカラ、音楽の力って本当に凄い!!

 

終演後には沢山のお客様がCD販売の行列に並んでくださり、一体どーしたものか…人生にこんな事があっていいのかしら⁇と戸惑いながらサイン会をさせていただきました。

人生、何が起こるかわかりませんね。本当に舞い上がってしまいそうなくらい有り難く幸せな時間でした。

少しの時間ではありますが皆さんとお話しも出来て あっ、そうそう中には「宝塚が大好きで紗江さんの同期を応援しています~」という方もいらっしゃってくださいました。なんという嬉しいことでしょう(^^)

もぅ卒業してから10年以上、入団していた時間よりも卒業してからの方が長くなったにも関わらず、その様なお声がけをいただけて背筋が伸びます!!

 

写真は左から(グイサンド泉さん・日寺義騎さん・和泉紗江・河上典子さん) 

先日のJOHN Cafe ライブから今日まで気の抜けない日々を一緒に走って下さって本当に心から感謝致します。と言いますのも、尾道で様々な人と関わっていく中で選曲が変わったりキーを好き放題変更したりと無理難題を全て受け止めて一生懸命取り組んでくださいました。

終わるまでは緊張感の中、なかなかリハーサル以外のお話しもろくに出来ずでしたが、全てが終わってようやくホッと笑顔で食事を囲む事ができました。気がつくと日をまたいでしまっても気が付かない程お喋りが絶えませんでした(笑)

こんなご縁に恵まれたことへも本当に感謝です。

 

最後になりましたが、私の生まれ育ったこのふるさと尾道で、宝物のような愛おしい時間を過ごす事が出来ました。

このコンサートに御尽力下さったスタッフの方々、共演者の方、いらして下さいましたお客様に心からありがとうございました。

素敵なクリスマスを過ごしください。2018.12.24  和泉紗江

 

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