数日ながらアメリカはノースカロライナ州のマートルビーチを訪れました。
アメリカ北東部、大西洋岸に位置するこの都市はシカゴからアトランタと乗り継ぎようやく辿り着いた小都市ではありますが、リゾート都市ということもあって、とても海が綺麗でアメリカと言えど人もとても穏やかでゆったりと優雅な場所です。
海とゴルフが好きな人にはたまらない場所でしょうが、残念ながらどちらも苦手な私の唯一の楽しみはやはり食でしょうか。
シーフードやお肉は主食の様にでてきますが、私はこちらのクラムチャウダーが美味しくて毎食の様にいただきます!
特別なステーキやサーモンを頂きながらも、街を歩いて見掛けるサブウェイやマクドナルド、そして毎度の事ですが、やはり日本食がすぐに恋しくなってしまうのです。
今回は沢山のパーティーに出席させていただきました。
jazzミュージックなど、音楽がとても身近に感じられるアメリカ。帰路の途中、シカゴに立ち寄り、シカゴで一番古い「Green Mill(グリーンミル)」といジャズバーへ足を運びました。
アメリカの歴史を色濃く反映しているクラブで内装や雰囲気は今も当時のイメージのままに。かつてはチャップリンなどもよくここへ通っていたらしいのです。
ブラスバンドの前には小さな踊れるステージがあって、皆そこで自由にリズムに乗りカラダを動かすのです。
80を過ぎているであろう御老人の方までキレッキレなリズムで、優雅に女性をエスコートしている姿は圧巻です。
そんな姿を見ながら、人生の楽しみ方や、
どうしても「音楽=こうあるべき」といった様な自分を不自由にするものに気付かされるのです。
あの様なパワフルなエネルギーはどこから生まれるのでしょうか…
すっかり話は変わりますが、先日フィギュアオリンピック後の凱旋公演と言わんばかりのメダリスト勢揃いの「スターズオンアイス」を見て参りました!
今回の平昌オリンピック、何故見に行かなかったのかと後悔の嵐でしたが、この公演でその様な気持ちもすっかり吹っ飛びました。
羽生結弦選手やネイサンチェン選手が見れなかったのは残念でしたが、フィギュアの皇帝
プレシェンコ様をナマで拝見出来たのは感激でした。皇帝と呼ばれるだけの存在感とファンサービスは観客の全てを支配してしまう程の贅沢な時間なのです。
ロシアの2人、ザギトワ選手とメドベージェワ選手も可愛くてエレガントで、でも2人の個性も全然違っていて最高でした。
テレビで見ていると皆とても大きく、筋肉なども立派に見えがちですが、実際は本当に細くて割と小柄な選手が多いのです。ワイドテレビの恐ろしさでしょうか!笑
そして、日本のエース宮原選手は今回のオリンピックのフリープログラム「蝶々夫人」を少しアレンジして演じられました。なんというか、完璧とはこうも人に感動を与えるのか!という程色んなものが研ぎ澄まされていて、見ていて涙が出そうになってしまいました。
すっかりフィギュアを熱く語ってしまいましたが、何を隠そうフィギュアスケートファンは子供の頃からで、長野オリンピック…あの頃からずっとテレビで観ておりました。
母親に、私もフィギュアスケートがやりたい!と困らせた時期もあったくらいです。
そして、25歳の頃にフィギュアスケートを題材にした映画「COACH」に出演し、フィギュアスケーターの西田美和にお会いし、美和さんとは今でもインスピレーションを受ける本当に素敵な方です。
さて、飛行機も間もなく着陸態勢に入るようですのでこの辺りで!
2018.4.18 Yumiko.l